ぐらいとさんの日常

頭の中の整理や自己成長のためのログを取るための日記に近いブログです。

Windows で NeoVim のインストール(とprevim

NeoVimとは

簡単にいうと新しいVim、ということらしい。
ではVimとは。テキストエディタである。
テキストエディタとは。
Windowsで「メモ帳」というソフトを使ったことは無いだろうか?あれの類のソフトのことだ。
メモ帳を使ったことがないという人は、「Word」をもっと簡単にしたものだと思ってもらっていい。
文字の大きさを変えたり色を変えたりはできず、ワードアートや図の挿入も出来ない。
ただ文字を打ち込むだけに特化したソフトだ。
そんなソフトになんの価値があるのか、と思う人もいるだろうが
余計な機能がない分動作がサクサクで無駄なことを考えなくてよく、
書類を作るワケでもなくメモを取りたい、簡単なプログラムを書きたい、なんてときに重宝する。

とても丁寧に説明したつもりだけど、それでもわからないという人はググって欲しい。
もしくは、恐らく貴方の人生に必要ないものだと思うのでそっとページを閉じて欲しい。

この記事はそんなテキストエディタ「NeoVim」をWindowsに入れたい記事だ。
ついでにブログとかメモるときにMarkdownを使うので、
Markdownの支援ツールprevimも合わせて導入してみる。
なおVimの操作の知識がある程度ある人しか理解できない箇所があると思うが、ご了承いただきたい。

サクッとインストール

Scoopを使ってサクッとインストールしてみる。
以下コマンドはパワーシェルで入力していく。

scoop install neovim

'neovim' (0.4.4) was installed successfully!

インストールされた。
超楽ちん!

開発版リリースはversionsというBucketにあるらしい。
とりあえず今は必要ないので今回のものでOK

設定ファイルを作成しておく

設定ファイルはneovimを立ち上げ(パワーシェルでnvimコマンド)、
コマンドモードでCheckHealthコマンドを実行すると表示される。

## Configuration
  - WARNING: Missing user config file: C:\Users\XXXXX\AppData\Local\nvim/init.vim

ここに自力で配置しなければならないので、パワーシェルで以下コマンドを入力し作成する
(何故か指定されたフォルダが存在しなかったのでそれも作成した)

md C:\Users\XXXXX\AppData\Local\nvim
New-Item -Type File  C:\Users\XXXXX\AppData\Local\nvim/init.vim

vim-plug をインストールする

https://github.com/junegunn/vim-plug#windows-powershell-1 公式インストール手順によると、autoloadフォルダにplug.vimを配置しろとのこと。

以下のコマンドで配置できる

iwr -useb https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim |`
    ni "$(@($env:XDG_DATA_HOME, $env:LOCALAPPDATA)[$null -eq $env:XDG_DATA_HOME])/nvim-data/site/autoload/plug.vim" -Force

とりあえず実行してみたがインストールされたっぽい

vimrcにプラグインの設定を書いていく

プラグインは設定ファイルinit.vimテキストエディタで開き

call plug#begin('~/.vim/plugged')
call plug#end()

というキーワードを記述し、この2行の間に設定を書き連ねていく。

open-browser

vimからブラウザを開くことが出来るプラグイン
以下をinit.vim記述する。

Plug 'tyru/open-browser.vim'

※これがないと後述のprevimがうまく動作しない

Markdownプラグイン

インストールと設定

Plug 'godlygeek/tabular'
Plug 'plasticboy/vim-markdown'
let g:vim_markdown_folding_disabled = 1
Plug 'previm/previm'
let g:previm_enable_realtime = 1
  • let g:vim_markdown_folding_disabled = 1
    • 指定しないとデフォルトでMarkdownが折りたたまれてしまう
  • let g:previm_enable_realtime = 1
    • プレビューがリアルタイム更新されるようになる

previmにて、最初

let g:previm_open_cmd = 'start Chrome'

としてChromeで直接開くように設定したのがだ、 自動で叩かれるURLのドライブレターの箇所が何故か文字化けしてうまく開けなかったので、 openbrowserを入れることにした。(上記設定は消した) 他の人の記事を読んでいるとMacユーザーとかLinuxユーザーが大半なので Windowsユーザーは希少なのかもしれない。

プラグインのインストール

設定ファイルを書いたら保存してNeoVimを再起動し、コマンドモードで以下のコマンドを実行する

:PlugInstall

これで設定したプラグインがインストールされるはず。 失敗した場合タイポなどを疑うべし

あとはググって自分好みの設定を探そう...

参考

Windows10+Neovim+vim-plug環境構築 https://qiita.com/kedama17/items/9a1d0ba751735ccf0fec

vimmarkdown 環境を整える https://kengotakimoto.com/post-2978/